ショパンはパリの社交界でもてはやされていたけれど、そもそも政治的な亡命者だったこと。マズルカはポーランドの民俗的な要素が入った美しい音楽というだけではない、シューマンが花に隠れた大砲だと表現したようにじつは政治的メッセージが見え隠れする力強い音楽であること。そして何かを探りながらも終わらない、まるで近現代の音楽につながるような、驚くべき未解決のスタイルであったこと・・そういえばわたしがOp17-4のマズルカを弾いていた時に、音楽にあまり詳しくない友人からそれはジャズ?と聞かれたことがあったが先入観が無いからこそ感じ取れた素直な感想だと思う。だってショパンのマズルカにはジャズのような響きやバルトークみたいな音や後世につづくいろいろな音が見え隠れするのだから・・
ひとつだけ残念だったのは、せっかくのきれいなイギリス英語を聴きたいのに上から声優さんが日本語の音声をかぶせてしまっていること。字幕ではだめなのかしら。いろいろな人がいるので仕方ないのだろうけど、こういう番組の視聴者層は教授の英語の音も聴きたいんじゃないかな

