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7/01/2025

Summer Homework




テラスの植木鉢のプルーンバゴが咲きました。
富士屋ホテルで毎朝ちがうお花が食卓にちょこっと飾ってあったのが
お店で買ってきたお花とはちがって自然で山の雰囲気で
とてもよかったので真似しています。

 バレエピアノの一環として、
ショパンのワルツほぼ全曲(1番から15番くらいまで)
暗譜でどれでもいつでも弾けるようにしよう、という夏のプロジェクト??を自分できめて、練習を始めた。 たとえば同じ一曲の中でもこの部分だけ、バレエエクササイズの Rond de Jambe a L'air に使えるな、とか、ここの部分だけ切り取ったらFrappeに使えるな、とか、ここはPirouetteっぽいなーとか、暗譜でどこからでも弾けるようにしておいたらいろいろ使えるのです。 

 初めてショパンのワルツを弾いたのは小学生のとき。
みんな一度は憧れる有名な子犬のワルツでした。次に弾いたのが7番。その次がNHK名曲アルバムで見て憧れていた1番「華麗なる大円舞曲」をもらえた時は嬉しかったなぁ、、という感じで、少しずつ、ワルツはほとんど全曲弾いたかな。 中学生からずっと使っているパデレフスキ版の楽譜まだ持っていました。ずいぶん時間が経って忘れているからスムーズに弾けなくなっているし、バレエレッスンに関わらずもともとどれも大好きなので、この夏の自分の宿題にして、いつでもどれでも「素敵に」弾ける人でいよう、と、心に誓ったのでありました。子どもの頃に弾いたのと、おとなが素敵に洒脱に弾くのはぜんぜんちがいますからね!そういう目線でいたら簡単な曲なんて、ないですよ。



コーヒーゼリーを作るのに
ハマっていて
ほぼ毎日のように作ってある。
いつかのわたしの名曲喫茶の
メニューにする予定です。
(いつできるんだろう??)

 それからショパン以外にも、バレエレッスンの定番プロコフィエフのロミジュリのウェディングマーチやシンデレラワルツも、いつでも楽譜無しでパリッとカッコよく弾けるようにしておきたいと思って、耳コピや自分のアレンジも加えて準備しています。他にもラフマニノフのパガニーニのテーマとか、バレエによく使われる曲はあれ弾ける?って急に言われることもあるから、いつでもなんでも弾ける人になっておきたい。バレエのレッスンの時は一瞬で、楽譜を探す暇もないことがある(インストラクターのほうも見てなくちゃいけないし)ので、 譜面無しでいつでも弾けるレパートリーをたくさん用意しておこう、と思って、そうするとエンドレスにやることが出てくる、、そんなことに取り組んでいる日々です。




 

12/20/2018

論文とプレゼン

初めての20ページの論文。
これは下書きで、文法のミスなどを直してから
じっさいの提出はデジタルで。

自分で選んだテーマがけっこう重かったので大変だった〜、、ショパンをめぐる国粋主義・反ユダヤ主義疑惑、フェミニスト・ジョルジュサンドとの関係も含めてもっとも勝手なイメージが一人歩きしている作曲家、ショパンのほんとうの姿は?というテーマにした。”なにかを議論すること”、というのがみんなに与えられたお題。

iPadでプレゼン。
授業では3週間に渡ってクラスメイトそれぞれが自分の論文の内容を30分ずつプレゼンテーション。わたしがいちばん最後だった。これ、みんなだまされるけどノートだと思いきやiPadなので、教授もびっくりしてくれた♫


さて、プレゼンの中身。
ポーランドの国粋主義作家カラソフスキー。
ショパンの手紙をドイツ語に翻訳するときに作り話をたくさん盛り込んでナショナリストのようなショパンのイメージを作り上げた犯人。「フェイクニュース!」は今に始まったことではないのだ。有名なエチュード「革命」も彼の作り話らしいです。ショパンは自分の曲にタイトルをつけなかったしね。ショパンがマズルカやポロネーズなどのポーランド的なモチーフを取り入れたのは当時のヨーロッパ社会が異国情緒ブームだったからであって、イタリアオペラやスペイン音楽の影響だって大きいし、みんなが思っているほど祖国への愛国心にあふれた人ではなかったのでは、というのがわたしの見方。


”ショパンは花に隠れた大砲だ”という
シューマンの有名なコメント。
ショパンのマズルカには政治的メッセージが潜んでいる、
当時ポーランドを支配していたロシアがその意味を知ったら
ショパンの音楽を禁止しただろう、
というのは彼の見方。

反ユダヤ主義の象徴として
ワーグナーとともにナチスに利用されたショパンの肖像画が
アウシュヴィッツに掛けられていたことはあまり知られていない。
 
わたし個人的には、ショパンがユダヤ人のメンデルスゾーンやハイネ、ロスチャイルド家などと親しかったこと、当時はユダヤ人差別はごく一般的だったこと、ショパン自身は政治については無口だったことなどを考えると、ショパンの差別的発言は彼の性格の悪さによるもので思想ではないと思う(ドイツ人やロシア人も嫌っていたのだし、)ただナチスが湾曲して利用したのでは、と思う。でもわたしが尊敬するアンドラシュシフはショパンを反ユダヤ主義者として非難しているので引きつづきリサーチしていきたいと思う、と締めくくった。



マズルカOp.17−4には『小さなユダヤ人』という
知られざるタイトルがある。

この曲を弾くとわたしはショパンが反ユダヤ主義者だったとは思えない。嫌いな人たちのトラディショナルソングを、発想を得た14歳から何年もあたため続けてこんな傑作に残すかしら?プレゼンテーションの中で演奏もした。


ポーランドの国粋主義者で詩人のアダムミキエヴィッチ。


ショパンのバラードはこの人の詩からインスピエーションを得て書いたと言われている。革命児たちをリードするような国粋主義者ミキエヴッチと親しくしていたことで、ショパンもそういう色眼鏡で見られるようになったのでは。


ジョルジュサンド。
フェミニストで、名前を男性の名前に変えたり男装したり
男性からは煙たがられていたようだ。
オーソドックスな男性の研究者にはサンドがけしかけてショパンを手玉に取ったような見方をしたがる傾向もあったが、ショパンを献身的に看病して養って尽くした従順なサンドにに対して母性愛を求めていただけのショパンがむしろ冷たい男だった、というような見方もある。けっきょくのところショパンって、やな奴だったみたい!プルーストはマザコンの自分とショパンを重ね合わせていて、ショパンをモデルにした小説も書いている。プルーストとショパン、っていう章も描きたかったんだけど何しろ本業(?)のピアノの演奏の試験もあったので、そっちが大変で今回は断念。


シューマン作曲”ショパン”。「謝肉祭」の中の一曲
これだけの短い曲だけど、シューマンはショパンをうまく捉えていたと思う。そもそもこの曲の調性、A-flat-Major, 変イ長調。ショパンがもっとも好んで使った調。冒頭のアジタートも「なぜこの曲でアジタート?」と気になるし、夢見心地なメロディーの中で何度も登場するスフォルツァンドがわたしにはショパンの気性を現しているように見える。このスフォルツァンドは怒った子供みたい、というのがわたしの見方。ショパン本人こそが花に隠れた大砲なのだ!


9/24/2017

日日雑記



どうしてこんな音楽が書けたのだろう
天から降りてきたの?感動せずにはいられない。
そしてショパンを弾いているとやはりバッハをすごく近くに感じる。
たしかにショパンは甘く苦しいけれどロマンティックな陳腐なイメージが
ひとり歩きしていることを残念に思う。

このひょうたん型のポストイットは、

こうやってバッグの持ち手に巻き付けて使います。
お店でこれを見ながらお買い物。
iPhoneにメモしてもいいけど、意外とアナログが便利。


泡立器、愛用者!とくにスモールサイズが便利!
泡立てるだけじゃない、
朝のスムージーに入れるハチミツをすくったり
気温が低いと固まるココナッツオイルにも最適。
まじめに洗わなくても、
ハチミツもオイルもお湯でサッとすすぐとカンタンに落ちる♪
忙しい毎日、いろいろ工夫して楽しみたい。

7/22/2017

Nerdy Weekend

I am into Andras Schiff's lectures these days!




ここのところシフの講義を少しずつ聴いている。おもしろーい。
ヨーロッパ訛りのとってもゆったりした英語で聴きやすいです。
食事しながら聴いたりお風呂でも聴いたり、
こうやって文字やメールを打ちながら聴いたり。
べつにピアノの前に座っていなくても
こういうのを聴いていると蜘蛛の巣のように世界が広がっていく。
一日じゅうただ仕事していても、世界が広がっていく。
トーマスマンも読まなくちゃね。(いずれぜひ)




名曲喫茶以来気になるモーツァルトのピアノ協奏曲K488とショパン幻想ポロネーズの譜読み。平日なかなか時間が取れないので譜読みデーを決めて集中。



1/08/2017

優雅な月よ




調律師協会のコンベンションにもピアニストのフェスティバルにも参加しているわたし。だからどっちも中途半端ですが、ぐずぐず言い訳しないでやりたいことはぜんぶやると決めたのじゃ。1日5分でも15分でも30分でも、積み重ねていくしかない。毎日働いていたらまとまった時間なんてやってこないのだから、、


このお正月はベッリーニのイタリア語の短い歌「優雅な月よ」を歌いたい、っととつぜん思ったので、バガル〜ナア〜ケイナールジェ〜ンティ、っとへたっぴながら練習している。今弾いているショパンの2番の協奏曲、とくに2楽章は、まるでベッリーニの音楽のようだなぁと前から思っていたところ、運転している時に忘れていたこの歌がふっと降りてきた。ショパンはロッシーニやベッリーニなどのイタリアオペラが大好きでその影響も見られるけれど、このピアノ協奏曲を書いた若い頃にすでにベッリーニを聴いていたのかどうかは確認していない。でもショパンにはベルカントオペラのようなところがたくさんあり、ピアノを通して歌いたい!と思う。



優雅な月よ(ベッリーニ作曲)

Vaga luna, che inargenti 
queste rive e questi fiori
ed inspiri agli elementi
il linguaggio dell'amor
testimony or sei tu sola
del mio fervido desir
ed a lei che m'innamora
conta i palpiti e i sospir

Dille pur che lontananza
il mio duol non pio lenir
che senutro una speranza
ella e sol nell'avvenir 
Dille pur che giorno e sera
conto l'ore del dolor
che una speme lusinghiera
mi conforta nell'amor

優雅な月よお前は銀色に染める
この岸をこの花々を
そしてすべてのものに吹きこむ愛のことばを
今やお前だけがわかってくれる
私の熱い想いを 
だから私の愛するあの人にこのときめきと
ため息を伝えておくれ
どうかあの人に伝えておくれ
離れていても私の苦しみは和らぎはしないと
私が望みを抱くとすればそれは未来にしかないと
どうかあの人に伝えておくれ
昼も夜も苦しい時ばかりだと
はかない望みが
私の愛を力づけてくれるのだと


男性にはパヴァロッティのYoutubeも素敵です。

12/27/2016

バラード2

前稿のバラードの楽譜は昔から持っているパデレフスキ版で、変色し補強したテープの跡が加わってボロボロ、、こちらは今年購入したエキエル版。

先日書いたバラード4番について、大曲と表現したのはもちろん演奏テクニックのことではなく精神性の高さを指す。指がよく回る若い時代の方がうまく弾けるとは思わない。人生経験を積んで枯れた人がここにまた戻ってきたときに見えることも多いと思う(かっこよく枯れたいですね。)指が回らなくなったらゆっくりじっくり深く、弾いたらいいと思う。若い頃にあまり深く考えずにこのような崇高な曲を弾いていたことを振り返るとちょっぴり恥ずかしくもある、、とは言え今も人生経験足りないしまだまだなのだけど、、


「日本人が早くからショパンを特に愛するようになったのは、当然だと思う。(中略) 私たち日本人には、全体の一見単調な反復の中に、細部の微妙な変化、洗練、巧緻といったものを、かぎつけ、見出し、それを享受する能力が発達しているというのが、私の考えである。そういう私たちが、ショパンの音楽のエッセンスをききのがすのは考えられないことだし、それ以上に、ヨーロッパから渡来した音楽のいろいろな種類のなかで、ショパンの芸術に、自分たちのそれに非常に近いものをみたのは、当然だったと思う。ヴァーグナーの巨大な歌劇にくらべて、ショパンのピアノ曲は小さい。しかし、だからといって、これはけっしてマイナーアートというわけではないのだ、ということを指摘したのは、フランスの文学者アンドレ・ジッドだけれども、日本人は、そういうことは前から知っていた。和歌も、俳句も、日本人には、天地のすべてと自分の心の深淵のすべてをうつし入れるのに、小さすぎるためしのなかった容れものであった。」ー吉田秀和
↑このジッドの本も持ってる〜

12/24/2016

バラード

昔よく弾いていたショパンのバラード4番。昨日お店にきた東海岸の音楽院の学生だという若い女性が弾いていて、すこし懐かしくなりものすご〜く久しぶりに楽譜を出してみた。アメリカに来てからは今のわたしじゃダメだ、勉強し直すんだ、という思いがあったのでこういった大曲は封印し、小さな短い曲に戻って少しずつやり直していた。学びを広げるためにピアノの調律も始め、楽器から教わることも多くなった。もう少し封印しておくつもりだったけど、ちょっと開けてみてもいいかなという気になった。ゆっくり楽譜を辿りながら弾いていくと、こんな曲弾いていたのか生意気だったな〜と思いながらも、昔よりすこしは視界が開けているようで、楽しかった。ショパンってやっぱり天才だ。ここはソナタ風だのコラールだの言ってみても、天から降ってきたとしか思えない箇所がたくさんある。どうしてこの時代にこんな和音書けたのかしらと思う。何時間も弾いていられたらいいのに、と思った。現実は、今のわたしの練習時間は短すぎる、、









8/23/2016

Royal Academy

オリンピックの期間中、いつも見ているNHK系の衛星放送はレギュラー番組がお休みになり、かと言ってアメリカではオリンピック中継はNBCが独占するので、かわりに朝からなぜか英国王立音楽院の講座を放送していた。日本ではEテレで放送したものらしい。ショパンの回ではマズルカを取り上げ、わたしが日頃、断片的にあれこれ思い巡らしていたことに的確な言葉で答えてくれたような興味深い講義だった。


ショパンはパリの社交界でもてはやされていたけれど、そもそも政治的な亡命者だったこと。マズルカはポーランドの民俗的な要素が入った美しい音楽というだけではない、シューマンが花に隠れた大砲だと表現したようにじつは政治的メッセージが見え隠れする力強い音楽であること。そして何かを探りながらも終わらない、まるで近現代の音楽につながるような、驚くべき未解決のスタイルであったこと・・そういえばわたしがOp17-4のマズルカを弾いていた時に、音楽にあまり詳しくない友人からそれはジャズ?と聞かれたことがあったが先入観が無いからこそ感じ取れた素直な感想だと思う。だってショパンのマズルカにはジャズのような響きやバルトークみたいな音や後世につづくいろいろな音が見え隠れするのだから・・


ひとつだけ残念だったのは、せっかくのきれいなイギリス英語を聴きたいのに上から声優さんが日本語の音声をかぶせてしまっていること。字幕ではだめなのかしら。いろいろな人がいるので仕方ないのだろうけど、こういう番組の視聴者層は教授の英語の音も聴きたいんじゃないかな

2/10/2015

Larghetto


ここ数日、わたしの頭の中はこの曲でいっぱい。


ショパンのピアノ協奏曲第2番の2楽章。これ、弾く!
というか、もう弾いている。

わたしは幸せな曲が好きだ。イタリアオペラや歌曲のように人生がはかなくても悲しくても美しく歌う、そんな音楽が好き。好きな人への想いをこんなふうにピアノにのせて表現できるって、昔の作曲家ってなんて・・・胸がいっぱいになる。

ショパンが若い頃に書いた曲で若い人が弾いてもそれなりに美しいけれど、こういう曲って音に人生の重みが出ると思う。演奏はアルトゥール・ルービンシュタイン。これだもの、わたしなんかまだまだガール扱いされるワケだよ、、

バレンタインデーにこの曲を贈ります。Happy Valentine's Day to all of you!





1/24/2015

Concerto weekend 2

It was like a piano camp including the lessons, visiting Beethoven Center, piano jam, rehearsal with the orchestra, dinner, etc.









わたしがこのようなコンサートに出られたのもショパンがこの美しい曲を書いてくれたから。また出られるのであれば、50倍くらい大変なのは承知で、こんどは1楽章か3楽章を弾きたい。いずれにしても今年はこのコンチェルトを全楽章弾いていきたい。

1/20/2015

Concerto weekend 1



11人のピアニストがいろんな協奏曲を1楽章ずつ弾くコンサート。わたしはショパンの協奏曲第1番の第2楽章Romanceを弾いた。この美しい曲を精いっぱい伝えたい、歌いたい!という気もちで心をこめて表現した(つもり。) 3時間におよぶコンサート。モーツァルトにはじまってラヴェルの左手のコンチェルトにシューマン、グリーグと盛りだくさんでした。年齢層が高くてわたしなんかガール=小娘。みんなお仕事しながらがんばっててえらい!






旧ソ連モルドバ出身のこのおばちゃん、すばらしかった!(偶然、師匠の調律のお客さんだった)音楽を楽しむってこういうことだな〜と誰もが感動した。

日ごろメキシカンバンドのギターの人を見ながらついていく癖がついていて無駄に指揮者を見過ぎたり、自分では反省点が多々あるけど、オーケストラの人やレッスンをしてくださったロシア人のコーチやいろんな人からよかったよ〜と言ってもらえた。東海岸から来てシューマンの協奏曲を弾いた元お医者さんだというおじいちゃんピアニストがわたしに握手を求めてきて You and Lang Lang, are now my favorite, と言ってくれたのでびっくり。まさかそんなわけないでしょ、、冗談でも月とスッポンすぎる(^^;; わたしをチャイニーズだと思ってそう言ったのか、それともワタシはランランみたいに変な人ってこと?!

1/02/2015

コンチェルト

Happy New Year 2015!! I'm working on the piano concerto! 
感謝祭の頃に応募したオーディションにパスしてオーケストラと一緒に弾くことになった♫全米から集まる10人のピアニストがいろんなピアノ協奏曲を一楽章ずつリレーのように弾いていくコンサート。わたしはショパンのピアノ協奏曲第1番の2楽章, Romanceを弾きます。


左の小型オーケストラの楽譜はイギリスのBoosey&Hawkesから、右の練習用のヘンレ版はNYのジュリアードストアから取り寄せてみた。アメリカは何でもオンラインショッピングになってしまい近くに楽譜屋さんが無い。いつも同じこと言ってるけど銀座だったら7丁目のYAMAHAの書籍フロアで楽譜や本を購入してお向かいの椿屋さんの2階でロイヤルミルクティーでひと休み・・だった・・東京が恋しい〜


ここ2、3日の朝の気温45度。それって
何度??今だにあまりよくわかっていないけどふだんは60度くらいあるからカリフォルニアにしてはかなり寒い。湯たんぽ、お湯を沸かすポット、スリッパの練習セットを持ち歩く。


↑寒いのでとなりの台湾のお豆腐屋さんで買ってきたホット豆乳。彼らのお正月は1/1じゃないから元旦もあいている♫ 昔からもっているアルゲリッチのCDは2枚組でショパンのほかにもリスト、チャイコ、プロコ、と人気のピアノ協奏曲ばかり入っている。アルゲリッチは永遠に憧れの女性。お休みは元旦だけでアメリカは2日から仕事。

6/19/2014

旅の日記2(ピアノアカデミー)

いちばん楽しみにしていたトーマスザウワー先生の
ショパンの講義。
となりのペギーはなんか居眠りモード,,
わたしは自分が今回ザウワー先生に個人レッスンしていただく曲も
ぐうぜんショパンを選んでいたのでラッキー♫
ショパンはいちばん勝手に解釈され
皆が自分の感情で自己流で弾きがちな作曲家だと思うので
(わたしも長いあいだまちがいをおかしていた・・)
やはりちゃんと勉強しなくては。
とくにショパンのペダルについては目からウロコだった!
1月のコンチェルトのイベントの時にも書いたけれど
全体的に年齢層が高いことに感激。
演奏のステージには出なくても
講義やレッスンを聴講しにくるのは年配の方がすごく多い!
ワタシなんか若いほう, ,
いちばん前で熱心に先生に質問するおじいちゃん♫
海が見渡せる夢のようなタワーの上階で
アメリカで大人気のピアニスト,
ジョンナカマツさんから個人レッスン。
わたしのショパンをすごく気にいってくれて
でもステージにはちょっとおとなしいから,と
コンサートピアニストらしい
アドバイスをたくさんくださった♪
出発前忙しくて、ピアノがこれじゃだめだ~
という状態だったので
割り当てられた1、2時間の練習ルーム以外に
どこかでもっと練習できないかなと思って
カリフォルニアからハワイ大学のmusic departmentに
電話をかけてみたら練習室を使わせてもらえることに♪
大学に貼ってあった,おもしろいチャート♫
サロンコンサートに数名で出演。

マスタークラスにレクチャー,
3人のピアニストや教授からレッスンを受けたり
コンサートに出たり
練習室にこもったり,,
と、前半はお昼を食べるひまもないほど
いそがしく過ぎていきました,,

つづく♫

6/07/2014

2つのノクターン



エキエル版、ノクターンはまだもっていなかったので取り寄せた。ショパンのノクターンはこれからも少しずつ全曲弾いていきたいと思っているんだけど、昔からずっと使っていてボロボロになってしまったパデレフスキ版と比べてみると、目からウロコな部分がたくさんあった。アメリカは楽譜屋さんがどんどん消えてしまい、NYのジュリアードストアから取り寄せたりとオンラインが中心。Tokyoはたくさん素敵な音楽ショップがあっていいな。銀座のYAMAHAの書籍売り場が恋しいな・・

8番は最も人気のノクターンのひとつで王道すぎるかな〜とも思ったけど、この曲をいつも弾いている人になりたくて、ちゃんと学びたいのでこれで来週のマスタークラスでレッスンを受けることにした。無謀にもうまく弾ける曲ではなく勉強したい曲を選んじゃった。でも勉強しにいくんだからいいの。仕上がっていなくても経過をみていただこう、精いっぱい音楽を表現しよう、と思っている。

7番は憂鬱な感じがして前は好きじゃなかった。でも最後のここの3段に感動しちゃって!こんな悲しい調べの曲をこんなに美しくおわらせるなんて、ショパンってやっぱり誰よりもunique, だと思うの!最初は霧、そのあと霧雨から嵐になり、また小雨になってきて雨はやみ、天上から朝陽がさーっと差してくる、そんな感じが個人的にわたしが感じているイメージ・・



そして7番のさいごと8番の出だしは調はちがうけど同じ和音なの!(c♯=D♭)それを発見したときにどうしてもこの7番から8番への流れのとこを弾きたくなっちゃって、この「2つのノクターンOp.27ー1,2」を2曲つづけてステージで弾きます。人気の曲で怖いけど、どうしてもこの美しさを伝えたいからがんばるよ~



では、マスタークラスに行ってきます♫
旅の日記、書きます!

3/07/2014

Happy Birthday Chopin

これ、すごい!
ショパンのワルツ10番xハッピーバースデー♪
よく考えたな~


こどもの頃に初めて弾いたショパンはプレリュードの7番だったと思う。(あ、太田胃散、と言われてしまうあの曲。)その次が子犬のワルツ、だったかな? 

もし残りの人生、1人の作曲家しか弾いちゃいけないと言われたら、迷わずショパンを選ぶ。バッハもベートーヴェンも好きだし尊敬しているけれど、どこか”勉強”という思いがわたしにはあって、ほんとうに自分の血が弾きたいと言っているのはショパンだけ。わたしはいたって凡人の感想で、弾いていても聴いていても「なんでこんなにきれいな曲が書けたんだろう・・」と思わずにはいられない。でもショパンを嫌いな人もいる。先日もSNSで先輩がショパンが嫌いだということを語っていてへぇ~そうなんだ~と思った(その先輩はバッハの演奏家)(わたしはここに書くことがメインでSNSはみんなのをささっと見てLike!するだけ~) たしかにショパンはいちばん誤解されている作曲家だと思うし、わたしもちょっと離れていた時期があった。それにショパンが好きってなんだか平凡だしねぇ。友達はショスタコーヴィチのマニアでかっこいいなと思うのだけれど、でも自分はめぐりめぐってやっぱりショパンが好きだと気づいちゃったのだから、これからは素直に生きようと思う!

ショパンの難しいところは、人気があり過ぎて(良くも悪くも)みんなが好きなイメージをそれぞれ持ってしまっていること。だからなかなか気にいってもらえない。オーディションや試験など点をつけられる場だとちょっと怖い。プロコとかリストとか弾いたほうがわ〜すごい!と思ってもらえる。でもわたしは点が辛くてもいいの。せっかく数ヶ月も練習に費やすのだったら、ほんとに好きなものを弾いて幸せに過ごしたいと思っている。(去年のハワイのコンペでもショパンを弾いたのはわたしだけでした・・)

ショパンは独自の特異な宿命によって、弾き手が彼を聴衆に理解させようと努めれば努めるほど真価を認められ難い作曲家である。バッハ、スカルラッティ、ベートーヴェン、シューマン、リスト、フォーレ等は、多かれ少なかれ適切に解釈し得るし、少しくらい不格好に演奏したところで作品の意図が損なわれることはない。ショパンだけが演奏の質によって本来の楽想が歪曲されたり、根本から完全に台無しにされたりしてしまうのだ。―アンドレ・ジッド

自分も昔は若くてだいぶ過ちをおかしていたな~と思う。
歳を重ねてわたしのショパンも変わってきました♫
My favorite Chopin : Nocturnes, Impromptus, Waltzes, Polonaises

昔もっていたルービンシュタインのCD
BOXセットを最近手に入れた♪