12/25/2014

第九の季節

祝福の音楽にも、追悼の音楽にも、国家の音楽にも、権力者の音楽にも、労働者の音楽にも、年越しの音楽にもなるーそれが「第九」だった。そんな曲は、他にない。ー「第九」は、宗教も国家も言語も、そして音楽すら超越した「何か」なのかもしれない。(中川右介「第九」より)


 前にこの方の著書をいっきにまとめ買いしたなかの一冊。マニアックな聴き比べや音楽の専門書ではなく、ベートーヴェンの第九がどうやってここまで歩いてきたかという道のりを辿った読みやすい本。


年末に第九があちこちで演奏されるのは日本だけの風習。わたしも日本の年末気分で運転しながらフルトヴェングラーのCDで第九を聴いている(昔の録音を聴くのが好き。) 何度聴いてもすごい曲だ。コンサートでは、合唱が出てくるまで長いなぁ〜と言われてしまう3楽章も、CDを聴きながら車で街を走らせているとドイツの冬の柔らかい光を見ているようで美しいです(たしかにもうちょっと短かったら、と思ってるけど、、)


昔ボンのベートーヴェンの生家に行ったことがあったので写真をさがしてみた。わかい、、と言うか子ども、、ティーンエイジャーだったからなぁ。おうちの写真はなく、これはベートーヴェン広場。