11/28/2007

ローナンさんの演奏会

2年前にわたしがピアノショップで出会ってからお友達になり
このpianissimoでもずっと応援してきた英国のピアニスト
ローナン・マギルさんが、このたび
フジコ・ヘミングなども所属する大手エージェントと契約し
12月に日本でリサイタルがおこなわれます。
詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.samonpromotion.com/live/31/index.php

11/15/2007

ジッドとショパン

「狭き門」で知られるアンドレ・ジッドの
「ショパンについての覚え書き」Notes sur Chopin / Andre Gide
を読みました。印象に残ったところを紹介します↓


「ヴィルトゥオーゾたちはショパンのほとんどの作品を
”できるだけ速く”弾こうとする」
「過度の超絶技巧による演奏をとおしてしか、
ショパンを知らない者たちは、ウケをねらった華々しい作品を
書く作曲家だと思っているだろう。」

「演奏家が、耳慣れたtempoよりずっと遅く
ショパンを弾く決心がついたなら(それはかなり勇気がいること)
初めて聴衆にショパンを心から理解させ
胸いっぱいの感動を与えるだろう。」

「ショパンは、提示し仮定し、ほのめかし、
誘惑し説得するが、断言することはほとんどない」
「ショパンは即興的である。」

「カシミール・ドゥラヴィーユの詩と同じように、
ボードレールの詩を朗読する役者がいるのを聞いたことがあるか?
ショパンをリストのように演奏するのはそういうことである。」

11/06/2007

コーヒーショップで





これは、Steinwayのピアノ製作の本です。
木を選ぶところから始まっています。
88KEYS ; The Making of a Steinway Piano


お友達とコーヒーショップでこの本を見ながら話に花が咲きました。
「もしほんとに手作りの楽器を作るなら、
森に入って木を選んだり、草を煮て染料や塗料を作らなきゃならないし、
鍵盤に張るフェルトを作るために、ヒツジも育てなきゃならないね。」
と、いう話になって、けっきょく、
「楽器作り=農業だ!」という結論になって、盛り上がりました。


じっさいにNHKで、17世紀と同じ製法でバイオリン作りをしている人の
ドキュメンタリを見たけど、そういう生活でした。
つぎの世代のために森に木を植えたり
川岸にはえている植物を煮込んでニカワを作ったり。
そのやり方も誰もおしえてくれないから
古い外国語の文献を読んで研究するのです。
まぁ、仙人のような人でないと、やってられないと思うヨ・・・